～早く頼んでおけばよかったという声が多数～

平成25年に野村総合研究所が発表した「家庭生活サポートサービス産業についての調査事業報告書」によると、家事代行サービスの利用者のうち、なんと95％が「満足している」と回答しています。さらに、利用経験者の96％が「今後も利用したい」と考えているという結果がでています。やはり、仕事や育児に忙しい人にとって、自分の代わりになって面倒な家事をこなしてくれるということは、大変ありがたいことなのでしょう。

～家政婦・家事代行サービスの必要性や重要性とは①～

それでは、ここからは家政婦/家事代行サービスの必要性や重要性について詳しくみていきましょう。

家事を人に任せて受けられる恩恵とはなんでしょうか。「掃除で部屋が綺麗になる」、「重たい洗濯物を運ばなくていい」、「美味しい料理が食べられる」、「時間を掛けてアイロン掛けをしなくていい」など、物理的な面でありがたさを感じることができるのが家政婦や家事代行サービスの特徴です。しかし、それだけに留まらず、物理的なメリット以上に恩恵を受けられることがあります。

ここで、「ストレス（精神面）」「体力」「時間」という3つのキーワードで考えてみましょう。家政婦や家事代行サービスを頼む時、実はこのキーワードで悩んでいる人が多いのです。必ずやらなければならない家事が、仕事や育児、共働き、それ以外に怪我や病気、妊娠や出産、そもそも家事が苦手、高齢であるなどといった理由から、自分ではできないという現実的な問題を抱えている人にとって、それを人に任せることにより、「ストレス（精神面）」が軽減され、「体力」にゆとりができ、「時間」に余裕ができるという解決策になるということ。これこそが、家事代行サービスの利用がもたらす、最大の恩恵ではないでしょうか。

～家政婦・家事代行サービスの必要性や重要性とは②～

さて、ここまでは家政婦や家事代行サービスを利用する側の立場で考えてきましたが、働く側の立場ではどうでしょうか。仕事を始めよう、あるいは仕事を変えようと考えた時、気になるのが自分の年齢ですよね。一般企業では20～30代が中心の会社も多い中、家事代行サービスのスタッフとして働く人の平均年齢は40～50代が中心であり、60代でも現役で活躍している人がいます。つまり、この事実から、雇用の拡大など国が様々な施策を講じている中、雇用創出という点でも一役買っているのが、家政婦や家事代行サービスであるということが言えるのではないでしょうか。

また、利用のニーズが高まる反面、働くスタッフの供給が追いついていないというのが家事代行サービス業界の現状です。そのため、これから仕事を探そうと考えている人は、選択肢のひとつとして考えてもよいかもしれません。特に主婦だから、子育て中だから仕事がなかなかない、と思っている人にとっては、家政婦や家事代行サービスは、「主婦経験がそのまま活かせる仕事」であり、言い換えれば、主婦経験があれば他に特別な資格やスキルは必要ない仕事でもあるため、うってつけなのではないでしょうか。