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「家事代行・家政婦サービス」お客様との信頼関係の築き方について解説

 家事代行サービスをご利用されるお客様はお忙しい方ばかりです。経営者の方や専門職の方を中心とした富裕層の方々も多く、自分で家事に時間を割くよりはプロに任せて快適な時間や空間を過ごしたいと思われています。そんな方々に細かな指示を仰ぐことは本末転倒。お客様のご意向・ご要望をお話の中やご生活の中から導き出し、何を求められているか理解した上でサービスを進めていくことが大変重要です。

 

 では、その情報をどうやったら得られるのでしょう。ただ掃除をする、ただ料理をする、ただ家事をする、では得られることはありません。大抵のお客様は最初の段階でご要望を指示されますので、そこを膨らませ生活状況を見ながら判断していきます。どのような状態を望まれているのか、どうすることで喜ばれるのか、気持ちを寄り添わせ考えることで生まれるのがお客様との信頼関係です。もちろんお客様に直接伺うことは一番有効ではありますが、都度々々伺うわけにもいきませんので「察して、プラスαのサービス」ができてこそ、プロの仕事としてご満足いただけることでしょう。

 

 さて、その信頼関係を築く上で大切なことが、お客様との距離感です。上記のように「察することができる」関係が丁度良い距離と考えますが、ご自宅に入らせていただきプライベート空間を垣間見てしまうこの仕事は、サービス業の中でもお客様と近くなりやすい職業とも言えます。通常の接客ですとサービスする側の範疇にお客様が入られる状態ですから(来店)、伺わなければ情報は得られません。しかし、家事代行サービスの場合、お客様のお宅に入らせていただきサービスをするため(=訪問)、見なくてもいいこと、知らなくてもいいことが、自ずと情報として入ってきてしまいます。その際にどこまで見て見ぬふりができるかがポイントであり、お客様に気まずい思いをさせない対応をすることが「察することのできる」距離感と言えるでしょう。 

 

 踏み込まない一歩は、任せられる安心なサービスへ変わります。例えお客様との関係を親しく感じたとしても、サービスあってこそ成立する関係であることをお忘れなく。この一歩を踏み込んでしまい一瞬で関係をこじらせるケースも多々ありますから、「礼儀を欠かさない」基本的なルールを守り、ほど良い距離でお客様と接していきましょう。

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