50代からの仕事探しの成功例！「家政婦」という選択
LOBBY（ロビー）の契約社員として、日々お仕事に励んでいただいている衛藤さん（仮名）は、先日還暦を迎えました。いつも笑顔を絶やさず、溌剌と頑張ってくださっています。
今回は、衛藤さんのLOBBY（ロビー）での活躍ぶりをお聞きしながら、50代女性の仕事探しについて考えていきたいと思います。50代で「まだまだ働きたい！」と前向きな気持ちでいらっしゃる方のご参考になればと思います。是非ご一読ください。
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目次 LOBBY（ロビー）との出逢い 初めてのお客様 割れたバカラ 契約社員に登用 1週間のスケジュール 仕事のやりがい これからの展望 さいごに |
・LOBBY（ロビー）との出逢い
衛藤さんが、初めてLOBBY（ロビー）に面接に来てくれたのが、2018年の12月、丁度LOBBY（ロビー）が旧社名のLifex（ライフェクス）から改名したばかりの頃でした。今となっては当時のことを
「それは緊張しましたよ･･･何十年ぶりかに履歴書を書いて、本当にドキドキしながら30分前には到着して、寒さも忘れて面接の時間まで周辺をぐるぐる歩いていました。」
と明るく笑って話してくださいますが、数ヶ月前にご主人を不慮の事故で亡くし「子どもたちのためにも、自分がしっかり働かなければ！」という強い想いを抱いての来社だったのです。
「結婚前は、お洋服が好きでアパレル販売の仕事に就いていましたが、結婚してからはずっと専業主婦で、年齢も年齢だし資格はなにも持っていないし、こんな私でも働けるところってあるのかしら？と不安ばかりでしたが、LOBBY（ロビー）さんのホームページの『日常的に家事を行なっている方ならすぐに慣れて活躍できます。』という言葉に背中を押されて応募を決めたって感じでしたね･･･。逆に言えば、私、家事以外なにもできないんですもの。」
「ここしかないという気持ちで臨みましたから、必死でしたよ。研修も長時間でしたけど、一言も聞き漏らすまいって頑張りました。北村マネジャー（サービス案内参照）に『合格です。』って仰っていただいて、コーディネーターの薮田（サービス案内参照）さんに『一緒に頑張っていきましょうね。』って笑いかけていただいた時には、ウルッときました。」
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・初めてのお客様
「初めてのお客様？もちろん憶えてますよ、Ｎ様、40代前半の単身男性の方でした。トライアルサービスは薮田さんがコーディネーターで同行してくださったんですけど、すごくゴージャスな高層マンションで、お部屋もどこを掃除すればいいのってくらいキレイにされているんですね。研修で『キレイに整っている部屋ほど、普段なかなか手が届かないような細かい箇所を配慮しなければいけない。』と言われていたのを思い出して、観葉植物の葉の埃を拭ったり、サッシの汚れを落としたり、ティッシュボックスもきちんと三角折りしてましたね。途中からお出かけになってしまったので完了報告ができなくて、ご満足いただけたかどうか心配でした。翌日、薮田さんから『丁寧に掃除してくれてありがとうって仰ってましたよ。ご成約です。』ってお電話をいただいて、思わずガッツポーズをとってしまいました。今は、ご結婚されて解約になってしまいましたけど、忘れられないお客様です。」
その後も衛藤さんは、少し長めの通勤も厭わずお仕事を色々と受けてくださったので、お客様の担当件数も順調に増えていきました。徐々に自信もついてきた頃、ある事故が起きてしまったのです。
・割れたバカラ
いつものようにお客様のお宅で、溜まった食器をシンクで洗っていた衛藤さんですが、火にかけていた鍋が吹きこぼれたのに気をとられて洗いかけのお皿を手に持ったままガスのつまみを捻ろうとして、お皿を水道の蛇口に当てて割ってしまったのです。すぐさま安全の確保をし、お皿の破片が周囲に飛び散っていないか確認をしたうえで、お客様に経緯をお話して誠意をもって謝罪しました。叱られると思っていたのに、お客様の第一声は「あなたは怪我をしなかった？割れてしまったものは仕方がないから、気にしないでいいわよ。」という暖かいものでした。
「あのときは本当に焦ってしまいましたね。きっと仕事にも慣れてきて注意力が欠けていたのでしょうね。仕事を終えたあとすぐに会社に報告して、会社からもお客様にお詫びの一報を入れていただいたのですが、どうもバカラのプレートだったようでLOBBY（ロビー）の方にも同じ品物を探していただいたりして、随分とご迷惑をかけてしまいました。私の不注意だったにも関わらず、お客様にもLOBBY（ロビー）の方にも「怪我はしなかった？」なんて真っ先に心配していただいて･･･今だから言えますけど、私にとっては慢心を戒めるいい契機だったと思います。」
その後、衛藤さんは物損事故には特に気をつけて、作業をしてくれています。
・契約社員に登用
2019年6月、LOBBY（ロビー）に中高年の方々がイキイキと活躍できる雇用を創出しょうという趣旨で「Sランク契約社員制度」という人事制度が新たに導入されました。パートやアルバイトではない安定した雇用形態（＝契約社員）で一般では65歳の定年も希望する方には70歳まで延長しようというものです。もちろん収入のほうもセカンドキャリアとしての生活を支える充実したものになります。
この制度の導入を知らされた衛藤さんは、早速チャレンジしてみることを決意されました。その結果、衛藤さんは現在も契約社員としてLOBBY（ロビー）で活躍してくれています。
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・1週間のスケジュール
ちなみに衛藤さんの1週間のスケジュールをご紹介しておきましょう。
| 【月曜日】 A様宅で掃除と洗濯 → B様宅で掃除、洗濯、料理 ▼ 【火曜日】 C様宅で掃除と犬の散歩 → D様宅で買い物と料理 → E様宅で料理 ▼ 【水曜日】 A様宅で掃除と洗濯 → F様宅で掃除 → G様宅で掃除 ▼ 【木曜日】 C様宅で掃除と犬の散歩 → B様宅で掃除、洗濯、料理 ▼ 【金曜日】 A様宅で掃除と洗濯 → D様宅で買い物と料理 → E様宅で掃除 |
というように、週に5日間で7件のお客様を担当しています。
「毎週決まった曜日の決まった時間に伺うことができるので、例えばA様のお宅だと今日はリビングを次回は水回りを中心にやって1週間で全体をキレイに仕上げよう。とか、B様宅だと前回はお肉中心だったので、今日はお魚にしてみよう。というように自分で色々考えてやっていくのも楽しいんですよ。」
とニコニコ笑って話してくれます。
・仕事のやりがい
「この仕事のやりがいですか？それはやっぱりお客様から『ありがとう』って仰っていただけることですね。自分みたいなおばさんでも人の役にたてるんだ、とか、必要に思ってくれる方がいてくれるんだ、と思うと嬉しいし、俄然やる気が湧いてきますね。お客様のなかには驚くような著名な方もいらっしゃいますし、そのような方から気さくに話しかけていただいたり、たまにとても為になるお話しなんかを聞かせていただけるのも、秘かな楽しみの一つです。」
・これからの展望
「先日で私も60歳になりました。LOBBY（ロビー）さんにお世話になって4年目です。最初の頃は、突然、主人に先立たれたこともあって心細くて寂しくて、仕事でも失敗することもあって、いつも北村マネジャーや薮田さんに弱音を吐いては励まされてましたね･･･。そんなときでも優しく接していただいて、お給料を頂戴して、本当にLOBBY（ロビー）さんやお客様には感謝しています。おかげで長女も婚約が決まり、当時大学生だった息子もようやく社会人として働き始めました。あの時、LOBBY（ロビー）さんに面接に行ってなかったら、私たち家族はどうなっていたんでしょうね･･･。ぞっとしますよ。
でも私、まだ60歳なんです。身体さえ健康だったら、あと10年も雇っていただけるんですよ！ありがたいお話しです。
実は私、夢があるんです。70歳になってLOBBY（ロビー）さんを定年退職したら、ギリシャのサントニーニ島に行ってみたいんです。主人といつか行ってみたいねって話していた場所なんです。もう子どもたちも巣立ちましたし、これからは自分のために貯金もしていくつもりです。そしてサントニーニ島で夕陽を眺めるんです。本当に夢みたいなことを言ってますね。
あと10年、少しでも多くのお客様に『ありがとう』って仰っていただけるように精一杯頑張りたいと思います。LOBBY（ロビー）さん、どうぞこれからもよろしくお願いします。」
・さいごに
何度も何度も振り返りながら手を振って去っていく衛藤さんをみて、私もなんだか勇気をもらったような気がしました。家事代行サービス・家政婦という仕事が、そしてそのお仕事をご紹介するLOBBY（ロビー）が、衛藤さんのように「まだまだ働きたい！」と前向きな気持ちでいらっしゃる方々の力になれればと痛切に感じています。
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以上が、私が身に染みて感じた「50代からの仕事探しの成功例」です。家事代行サービス・家政婦という仕事に少しでも興味をお持ちでしたら、是非、LOBBY（ロビー）に声をかけてみてください！皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。
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