家事代行サービスを依頼したあとはなぜキレイに見えるのか?その極意を解説
~はじめに~
家事代行や家政婦の仕事で、お客様にご満足頂くためにはキレイになった事がお客様に伝わる事が大切です。旅行先で宿泊するホテルの部屋は、ベッドのシーツもきっちりと整えられていて、サイドテーブルの上には、リモコンが揃えて置かれているし、バスルームのタオルは大きさがわかるようにきちんと並べられ、シャンプーやボディーソープのボトルも同じ向きに並べられ、キレイに手に取りやすいように置かれているはずです。また、掃除が終わっているのが一目でわかるようにティッシュはきちんと折られています。このように、家事のプロフェッショナルとして家事代行や家政婦の「仕事としての家事」は常にお客様に作業結果を見て頂くためのものです。そのため、最後の見せ方の工夫が非常に重要になります。では、その見せ方について、リビングを例にとって、具体的に説明していきます。
~具体的な「見せ方」の工夫~
住宅展示場のリビングがキレイに見えるのは、まず、ソファーの上のクッションは向きや柄・大きさを揃えて置かれ、ダイニングテーブルは椅子がきちんと揃えてテーブルの下に入れられているからです。本棚には、高さや種類が揃えて並べられ、テーブルの上は、リモコンや必要な物だけが置かれ、余計なものはなく、きちんと片付けられています。また、床も同様で目立つ汚れはなく、ゴミが落ちていたりもせず、家具もきちんと並べられているからです。「仕事としての家事」をする場合、作業が終わったら、この状態でお客様にお見せしていいのかを、ご自身の目で見て、お客様の立場と目線になって確認してみてください。
前途したように、ホテルの客室は、部屋に入った瞬間に一目でキレイと感じる事ができますが、テレビの裏やベッドの下、部屋の隅々までよく見るとホコリが溜まっている事もあるはずです。このように、見た目の第一印象は、とても重要でぱっと見てキレイになっていると思ってもらえるような見せ方が必要になります。一か所ごとに一歩下がって、作業をお客様目線で確認をしましょう。お部屋全体の掃除を終えて、次の場所に移動する時には、入口からお部屋を見渡して、全体の印象を確認します。
リビングであれば、家具の配置や、リモコンやクッションの置き方、バスルームや洗面所であれば、シャンプー等のボトルや小物類、蛇口やシャワーヘッドの向きを揃える、タオルをキレイに整える、キッチンであれば、調味料の向きを揃えたり、道具の置き方を整える、トイレであれば、フタを閉める、トイレットペーパーの長さを揃えたり、三角に折る事を心掛けるようにして下さい。
~最後に~
せっかく、キレイに掃除をしても、床に髪の毛が1本落ちているだけで、掃除を怠っているように見えてしまいます。そのような事がないように、しっかりと目で見て確認してから、次の箇所に移動しましょう。
併せて読みたい関連記事 ➤ 【決定版】トイレットペーパーとティッシュボックスの三角折りを写真付きで解説! |