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家事代行サービスっていくら稼げる?平均給与や具体的な収入例を解説

 働くとなれば、やはり気になるのは給与面ですね。せっかくだったら少しでも多くいただきたいもの。時給に交通費にその他手当てと、待遇の下調べは重要です。参考までに女性の平均給与を見てみましょう(「賃金構造基本統計調査(厚生労働省/2017)」)。

■パート_平均時給 : 1,074

■正社員以外_平均月給 : 189,700

■正社員_平均月給 : 263,600

 地域や業種・勤務年数や稼働時間等で上下の開きは出てきますので、ご参考程度に。

 ちなみに最低賃金は時給874円です(2018年全国平均)。

 

では家事代行スタッフの平均給与はどうなのでしょう。

上記調査では具体的な業種別の数字が出ていない為、求人広告から集計された推定値をご参照ください(indeed20191月)。※採用時の金額。雇用形態の区別なし。

▼ 平均時給 : 1,198

▼ 平均月給 : 190,000円  

 時給から見ると平均よりおよそ100円高く、まずまずな金額です。月給だとほぼ平均で悪くはない。主婦の方が働きやすい飲食や販売が時給1,000円前後なのを考えると、比較的高時給なうえに持っているスキルが生かせる好条件な仕事と言えますね。上下幅を見ても1,000円~1,500円内が多く、業界的に高めの設定となっています。

 

続いて家事代行スタッフの具体的な収入例を見てみましょう。

・パート平均時給1,300円の場合

@1,300円×12時間×週1回×月4週=10,400円 (週12時間の月額収入)

@1,300円×13時間×週3回×月4週=46,800円 (週3回各3時間の月額収入)

 働いた時間がそのまま収入となることは通常のパート同様ですが、担当件数やお客様条件によって月額は左右されます。その分、お客様をより多く担当すれば高収入が可能ですし、扶養の範囲で働きたいのであれば担当数を抑えて年収の調整も可能です。ご自身のライフスタイルに合わせて働けることがこの仕事のメリットと言えるでしょう。交通費は通常別途支給されますし、会社によってはプラスして、累積稼働時間やお客様評価による昇給、担当件数やサービス時間帯につく割増手当やボーナスなど、独自のシステムもありますから、うまく活用してみてください。パートであっても月額20万円は夢ではありません。

 さて、主婦の皆さんのパート力で成り立つ家事代行サービス業界ですが、周知度が高まるにつれスタッフ不足が悩みとなっています。そこで近年は、隙間時間を活かしたい主婦層とは別に、がっちり稼ぎたい層を掴むため契約社員・正社員を募集する会社が増えてきました。収入にブレがでやすいパートのマイナス面を、固定給と安定収入でカバーするのです。女性の労働力が期待される現代、働き方は様々用意されています。この仕事に興味を持たれる方は家事好きなのだと思いますから、その好きな気持ちを大事にできる会社・働き方を選んでみてください。

 まずは第一歩を!

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