家事代行サービスの会社のフォロー体制はどうなってるの?就業前と就業後の実際を解説
家事代行・家政婦サービスの仕事をする上で、所属する会社のバックアップ体制についてお話します。家事代行サービス・家政婦サービスの仕事は、基本的にスタッフ一人で、自宅とお客様宅の直行直帰で就業する事になります。
事前の研修で、「仕事としての家事」についてしっかりと学んで頂き、その他のシステム、事務手続き等の説明がありますので、安心してください。
~仕事が始まる前の研修~
まずは、仕事スタートの前に、研修を行っている会社が多いようです。
会社によっては、お客様宅を想定した実際の住居にて掃除などの研修を行っています。ある会社では、キッチンやバスルーム、トイレなどの水周り掃除、リビングの掃除機掛けや片付けなど研修担当者をお客様に見立ててシミュレーションを行います。その際、きちんと時間を計って作業をする事が大切です。はじめから、時間通りにテキパキと作業できる人はそう多くはありません。ロールプレイングを含めて作業を何度か行い、修正点等を伝えられ、2度目の作業できちんと改善できるよう指導があります。
また、掃除等の作業内容だけでなく、入室や挨拶の仕方、お客様の要望を聞き取るカンセリングの仕方などのカリキュラムが用意されている会社もあるようなので、家事代行スタッフとしての受け答えやマナーをしっかりと身に付けましょう。また、会社のルールやサービスをする際の注意点、勤務報告の仕方等事務的な作業や待遇についての説明もあります。ルールや事務については、会社毎に異なるのでしっかりと理解するように努力しましょう。実際の報告業務や事務手続きに関しては、やってみないと分からない事もありますので、不明点はすぐに担当者に確認しましょう。研修を終えた後は、学んだ内容を再度思い起こして、特に時間配分やペースについて考えながら、自宅で実際に掃除してみる事をお勧めします。
~実際のサービス(仕事)が始まったら~
研修を終えると、いよいよお客様宅でのサービス(仕事)が始まります。必要な道具や専用のエプロンを初回勤務の時に貸与している会社も多く、自分で改めて用意する必要はないようです(※会社により違いがありますので確認を)。素敵な笑顔でお客様に挨拶をしてサービスに取りかかってください。
また、実際にサービス(仕事)が始まると分からない事も多く、お客様の要望にきちんと応えられているのか不安になる場合があるかもしれません。そんな時はいつでも担当営業(※「コーディネーター」という会社もあります)に相談してください。担当営業はお客様と働くスタッフの間に立ち、スムーズな家事サービスを行えるよう調整やコミュニケーションを取っています。状況をきちんと把握し、スタッフフォローするのは担当営業の役割です。適切なアドバイスでスタッフの不安や悩みを解決し、サポートをしっかりしてくれるはずです。また、定期的に面談等を行いスタッフのフォローも行っています。
何かあっても、すぐに相談できる万全な体制や環境を整えられている事は、スタッフが安心して仕事をする上でとても重要ですよね。不安も少なくない仕事ですので、親身になってくれる会社を選ぶことが重要です。
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