家事代行・家政婦サービスの通勤手段は?マイカー通勤もあり?
「家事が好きだから家事代行サービスを始めようと思うけれど、どのようなお宅で働くことになるかわからないから、不安で始められない・・・」求人応募者からそんな声をよく耳にします。確かに大抵の仕事は、業務内容が決まっていて仕事場所も決まっている明快なもの。但し、家事代行サービスは、お客様宅が各地に点在していること、お客様によって希望サービスが異なることなどから、求人募集の段階で個々の詳細をお伝えしきることはできません。当然ながら個人情報保護の観点もあります。そんな中でより多く聞かれるのが、「(自分の)家の近くに就業先(お客様宅)はありますか?」という場所に関する質問です。家事代行サービスを仕事として選ぶ層には主婦の方が多く、通勤に不慣れなケースもあり、見知らぬ場所により不安を覚えるのでしょう。そこで今回は、『通勤』についてご案内していきます。
まずは共通の項目から。下記4点はこの仕事をする上での条件及び傾向となります。
①自宅とお客様宅の直行直帰
・ご自身で移動していただきます。原則会社の送迎やどこかに集合しての移動はありません。(※一部、数人のグループでお客様宅への送迎を行う会社もある様です。)
②お客様は比較的都心部に集中
・例えば東京であれば山の手線内及びその周辺に多い傾向があります。
③通勤時間は30分~1時間を目安
・近隣にばかりお客様宅が集中している訳ではありません。1時間程度以内を目安にすると選択肢が広がります。
④交通費は全額会社負担
・駐輪場代も支給される場合があります。(※会社によりルールが違います。確認してください。)
それでは各種交通手段を確認していきましょう。
■電車、バス(=公共機関の乗り物)
現状、ほとんどの方が電車/バスを利用しています。都心ほど交通網は発達していますから、最寄駅・停留所から徒歩15分程度で大抵の場所にはたどり着けます。お客様宅が様々あるように乗車時間・乗り継ぎ経路も様々です。最短経路を選択し通勤することが原則です。尚、最近は駅直結型マンションも増えていますので、場合によっては電車で自宅から30分程度で通勤できる可能性もあります。
■徒歩、自転車(=生活圏内)
何かあったとき自宅にすぐに帰れる距離は、家庭を守る主婦にとっては、外せないポイントでしょう。東日本大震災以降、生活圏内での就労を希望される方は実際多くなりました。より自宅に近ければ時間を有効に使えることからも、徒歩や自転車で通勤できれば効率が良いですよね。しかしながら、お客様宅は都心部に集中している傾向があるため、実際叶うケースは数%となかなか難しいところです。お客様によっては「家」以外での接点を懸念して近隣在住のスタッフを避けるケースもあります。こればかりはタイミングとお客様の意向次第です。
■車、バイク(=マイカー通勤)
交通網が発達していない郊外在住の方から要望が多いのが、車やバイクでのいわゆるマイカー通勤です。普段乗りなれている方には断然ラクでしょう。但し、交通事故のリスク等あるため、事前に必要書類を提出して所属会社が許可した場合のみ利用するケースが多い様です。合わせて駐車場の関係からお客様の承認も必要です。お客様によってはマイカー通勤指定のケースもあるので、希望がある方は所属会社に相談するといいでしょう。
以上3パターン、現状をお伝えしました。
仕事をする上で、通勤が負担になってしまうと長続きしにくいものなので、就業先は通勤経路や時間をよく確認した上で無理せず焦らず選択する方が賢明です。
最後になりますが、通勤時間を一人になれる大切な時間として、日常から離れる息抜きの場所として、皆さんのリフレッシュする機会に是非、利用してください!
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