家事代行サービスの交通費って支給されるの?4つのパターンについて解説
働くにあたって、気になるものの一つが交通費ですね。「いくら時給が良くても交通費が無かったら・・・」、「自宅から遠い職場だったら・・・」と、毎日の通勤にかかる電車代やバス代などは意外とバカになりません。仕事内容と合わせて働き始める前にしっかり確認しておきたいところです。
そんな交通費に視点をあてて求人広告を見ていると、その支給内容が各社様々であることがわかります。それこそ払われたり払われなかったり、払われたとして全額だったり一部だったり、と。このバラつきは何故起こるのか?それは交通費が会社の任意で支払われるものだからです。一見、給与の延長線上にあるように感じる交通費ですが、実は全くの別扱い。最低賃金法のような法的補償は無く、あくまで各社の裁量に委ねられ、いわば福利厚生の一環として支給されるのが交通費の実情です。
では交通費の支給条件を確認してみましょう。
1、全額支給
通勤にかかった実費がすべて支給されます。
2、一律支給
決まった額が一律で支払われます。
例)1日○円、月○円と決められていることが多い。
3、規定内支給
雇用側が定めた規定に基づき支払われます。
例)1日○円まで、月○万円まで、と支給上限額が決まっている。
例)最も安い経路分で支給。
例)マイカー通勤の場合、ガソリン代替わりに距離に応じて支給。
4、交通費込み
交通費は支払われません。
※時給が高めに設定されていることが多く、交通費支給より有利になるケースもあり(勤務地が近い、長時間勤務等の場合など)。
いかがですか、交通費支給とは言ってもそれぞれが微妙に違いますよね。交通費=実費ではないケースも多く、全額支給でなければ一部自己負担もやむを得ず、が現実です。興味ある会社が数社あったら、月額の試算などしてみると比較しやすくなることでしょう。「交通費支給あり」はその先の詳細にご注意ください。
そして家事代行サービスの交通費支払い状況となりますが、基本的に「交通費支給あり」に類し、「全額」と「規定内」が半々と言ったところです。ほぼ実費で支給されるようですが、「規定内」には上記の通り各社意向がありますので別途確認が必要です。そのうえで、自宅からより近くの場所を取るか、多少離れていても利便性のある場所を取るかは、自分次第。折角の仕事ですから、長く続けられるよう仕事内容と一緒に通勤先もシミュレーションしてみてください。同じ会社に登録しながら、仕事場所が選べるのはこの仕事の特徴です。有意義なご活用を!
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