「ベビーシッター」の経験って家事代行サービスに有利になりますか?
家事サービスは主として掃除や料理、洗濯など日常の家事全般をお客様に代わって行う仕事です。依頼主の家族構成やライフスタイルによって要望は様々で多岐に亘ります。昨今は、女性の社会進出に伴い、結婚や出産後も仕事を続けるワーキングマザーが増え、夫婦共働き世帯が年々増加しています。「イクメン」といった言葉も定着したように、親世代に比べると家事や育児を協力し合っている夫婦が増えてきているようですが、どちらもフルタイムで忙しい中、毎日行うことは容易いことではありません。
そういった状況を踏まえ、掃除や料理、洗濯などの家事サービスにプラスして、子供のシッターサービスを要望する依頼主も増えてきています。
まず、シッターサービスを併用する方の依頼背景としては、夫婦共働きで日中忙しく、不在にしているといった理由がほとんどです。具体的な内容は、保育園や習い事の送迎、帰宅後の迎え入れ、食事の提供、話し相手などが中心で忙しいお母様やお父様に代わって対応します。依頼者にとっては、大切な我が子を託すわけですから、子供との相性はもちろん、育児経験の有無など、人物重視になるのは当然のことです。
それを鑑みると、対応するサービススタッフにベビーシッターやキッズシッターなどの経験があると、依頼者は安心感を持ちますし、スタッフの経験値にもよりますが、子育てのアドバイスなどを受けることもできます。また、保育士や看護師の免許を持っていて、実務経験があるサービススタッフにも同じことが言えるでしょう。
若いお母様などからは、育児の悩みなどを相談されることもあります。実際、子育ての悩み以外にも、ちょっとしたことを気軽に話せることで気が楽になったと言ってくださるお客様もいらっしゃいます。豊富な実務と知識を持ち合わせたシッターの経験は、物理的のみならず、お客様への精神的な面でのサポートもできる強い味方として喜ばれています。
家事サービスの運営会社によっては、シッターサービスで対応できることは様々で、家事サービスをメインにしつつ、時間内であればキッズのサポートをする会社や、家事サービスとシッターサービスは切り分けて対応する会社、定期・不定期で対応する会社など、様々なサービス形態があります。自身の経験や資格を活かしつつ、ライフスタイルにあった働き方を選択してくださいね。
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