クリーニング師ってどんな資格?家事代行サービスで活かせるか否かについて解説
家事サービスのお仕事は、掃除や洗濯、料理など、日常的な家事全般をお客様のご要望に応じて対応するお仕事になります。お客様のライフスタイルによってご要望は様々で多岐に渡りますが、掃除をメインに依頼される方が一番多い中、それに付随して洗濯のサービスをご要望されている方も多くいらっしゃいます。サービス時間が限られているので、洗う・干す・畳む・収納・アイロンをかける等の中の一部分の対応となることも多いのですが、その手間と時間が省けると喜ばれています。特に「畳む」作業は思っている以上に手間がかかるため、ご依頼のひとつとされる方が多いです。
ところで、「クリーニング師」といった資格があるのはご存知でしょうか。各都道府県ごとに知事が免許を交付する国家資格であり、洗濯に関するエキスパートな資格です。
洗濯王子として、メディア等で洗濯のノウハウをお伝えしている中村祐一さんも取得している資格で、衛生面はもちろん、繊維の素材の判別やしみの種類による染み抜きの仕方、アイロンのかけ方などの実技面等を含め学ぶことができるので、日々の洗濯に役立つことのできる資格なのです。
高機能の洗濯機が増え、ある程度は洗濯機に任せることができますが、染み抜きやアイロンなど、人の手を加えなければならないことはまだまだ多い上に手間もかかります。
また洗剤の種類もとても多く、何がベストなのかわからないで使っている方も多いかと思います。そこを上手にアドバイスはもちろん、サービスとしてご提供できる「クリーニング師」の経験は自身の強みにもなりますし、自信にもなります。実際、外観の関係で洗濯物を外に干せない方や、ご家族の多い世帯や仕事のお忙しい方等は、洗濯を乾燥までかけられるケースが多いです。とても便利な反面、しわも付きやすいため、場合によってはアイロンをかけるケースが多く、綺麗な仕上がりはお客様にも喜ばれますし、気持ちもよいですよね。
家事サービスをする上で活かせる資格には前述の他にも様々です。家事全般のプロである家政士をはじめ、料理のご提供には調理師や栄養士の資格が活かされますし、ご高齢の方がいる世帯には、実際に介護はご提供できなくても、介護士やホームヘルパー等のヘルパー知識や経験を活かすことができます。
お客様の日常生活にゆとりと潤いを増やすお手伝いができる家事サービスのお仕事で、日々の家事の経験に+αできる知識を活かし、さらにお客様も自分自身も笑顔にしていってくださいね。
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