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家事代行サービス会社の福利厚生について解説!パートでもその恩恵あり

社会保険 / 雇用保険 / 労災保険 / 損害賠償保険 / 産休 / 育休

 

 パート就業をされていると、「福利厚生」と聞いてもピンとこず、自分には関係ないと思う方々が意外に多いのではないでしょうか。「福利厚生」という正社員のメリットというイメージが強いのですが、パート等の非正規社員であってもその恩恵はあります。身近なところで行くと交通費が該当しますね。一見給与の延長線上にあるかのような交通費ですが、最低賃金法のような法的補償は無く、あくまで雇用側の裁量に委ねられ任意で支払われています。つまり雇用側からの援助にあたるもの=福利厚生の扱いとなります。今回はそんな今一つわかりにくい「福利厚生」について探っていきましょう。

 

 「福利厚生」を簡単に言うと、労働の対価として得られる給与以外の援助・サービスのことです。企業が、労働力の確保・定着、勤労意欲・能率の向上などの効果を期待して、従業員の健康維持・生活向上、快適な職場環境を支援する目的で設定されており、従業員とその家族に対して提供する様々な制度となります。そして種類は二種類、法的義務の有・無で分かれます。

 

1、法定福利厚生

 法律によって義務づけられている福利厚生制度のことで、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、介護保険などの「社会保険料」の他に、子ども・子育て拠出金の納付、身体障害者雇用納付金、労働基準法による法定補償金など、事業主の費用負担が発生するものをいいます。その種類に応じて、企業と従業員が各割合ずつ支払う必要があり、例えば健康保険・厚生年金は労使折半のため、国民健康保険・国民年金よりも個人負担が大幅に軽減されることになります。ただし、受けるためには法的な諸条件があり、正社員に偏るケースが多いのが実際のところです。

 

2、法定外福利厚生

 各企業が独自に設けている福利厚生制度のことで、法的義務はありません。その分、種類も多種多様で、例をあげていくと、交通費、社宅、住宅融資、健康診断、慶弔、産休、育休、育児支援、特別休暇、保養施設、資格取得支援、文化体育レクリエーション、共済、財形貯蓄など複数あります。しかしながら、あくまでも各企業任意の制度となるため、規模や意図するところによって設定されるもの許可されるものが異なりますので、個別に確認しておく必要があるでしょう。この分野に関しては法的諸条件もありませんから、雇用形態に関係なく受けやすい特色があります。

 

 では家事代行スタッフの場合は、どのような福利厚生があるでしょうか。上記のとおりその環境によって受けられる制度は違ってきますが、この業種特有の法定外福利厚生が一つあります。それが損害賠償保険です。お客様のお宅で掃除やお料理とこまごま動く中でどうしてもついてくるのが物損事故。過失ではなくてもタイミングや経年劣化もありえます。そんな時に保証をしてくれるお助け制度ですが、スタッフの皆さんの負担はありませんから安心して就労してくださいね。その他にも女性主体の業界だけあって産休復帰はよくあることですし、ご自身の気になる部分にお役立ち制度があるかもしれません。福利厚生に何があるのか、お気兼ねなく聞いてみてください!

 

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